北欧4ヵ国周遊 10日間の旅 15.
北欧4ヵ国周遊 10日間の旅 15.
トロールスティンゲンの高台から、バスはイストラ川沿いに下り、南西に
に着きました。リンゲルからは、渡し船ならぬ渡しフェリーにバスごと乗って、対岸の港町・エイスタールに向かいました。乗船時間は僅か10分間でしたが、厚い雲が空を覆っていて、冬場の北欧の空はこの様な感じなのかと想像しました。
この港町からバスは南方約20kmの「ガイランゲル港」を経て、南側の高台
から坂を半分ほど下ったところに、遊歩道もありました。ここから見えるフィヨルドの景色も見事です。この夜の宿泊は、ガイランゲル・フィヨルドに面した部屋のある、「ガイランゲル・ホテル」です。部屋から見える港町の風景にも趣がありました。
ガイランゲル・フィヨルドについて、案内書では次のように紹介されていま
す。 「このフィヨルドは、海岸から深部に向かってゆっくりとカーブしながら入り込む最深部に位置しており、周囲を切り立った山々に囲まれた秘境。細く、複雑に入り込んだ入江やトロルスティーゲンからの絶景が見どころ。ゴールデン・ルートと呼ばれる観光ルートは、世界屈指の景観を誇る。」…と。
今まで、「フィヨルド」と気楽に表現してきましたが、私の考える「フィヨルドの定義」は、次の通りです。 (1)海とどこかで繋がっていること。 (2)数万年もの時間を掛けて数千メートルも積もった雪が、解けずに固まったものが「氷河」。その氷河によって形成されたU字谷が沈水してできたものであること。…です。 つづく
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